MicrosoftのWindows 11向け自動ライト/ダークモードスイッチの初公開 - PowerToysに近日登場

PowerToys はついに、Windows 11 の時間帯に応じて Windows テーマとアプリのライトモードとダークモードを自動で切り替える機能を追加しました。PowerToys の設定メニューでこの機能がどのように表示されるか、初めて確認できました。Microsoft は GitHub のプルリクエストで、ユーザーが設定できる機能と設定の概要を公開しました。
この機能は非常によく考え抜かれており、2つのモードの切り替えタイミングを簡単かつ直感的に設定できる優れたUIが備わっています。PowerToys内では正式に「ライトスイッチ」と呼ばれているこの機能は、Windowsがシステム全体でライトモードとダークモードのテーマを自動的に切り替える時間帯を設定できます。
Light Switchでは、ライトモードとダークモードを瞬時に切り替えたい場合に、キーボードショートカットを設定することもできます。さらに、現在地に基づいて日の出と日の入りに合わせてスケジュールを設定することもできます。日の出や日の入りの数分前または数分後にテーマを切り替えたい場合は、オフセットを分単位で追加できます。
この機能では、OSのどの部分を実際にテーマに切り替えるかを設定することもできます。Windowsでは、ライトモードとダークモードを適用できるテーマは、システム要素とアプリの2つです。例えば、ライトモードの切り替えでアプリのテーマのみを変更し、Windowsシステム全体のテーマはダークモードのままにしておくといった設定も可能です。
全体的に見て、この機能は非常によく考え抜かれており、豊富な機能を備えています。ライトモードとダークモードを自動切り替えする機能に必要なカスタマイズオプションがすべて揃っています。Microsoftがこれまでこの機能をWindowsに組み込んでこなかったのは残念ですが、少なくともPowerToysチームはその不足を補うべく尽力しています。
Windowsチームが早く目を覚まして、これをOSにネイティブで追加してくれることを願っています。他の最新プラットフォームにはすでにライトモードとダークモードを切り替えるトグルが搭載されていますが、PowerToysのLight Switchほど機能豊富なものはありません。Light SwitchはPowerToysの最新安定版ではまだ利用できませんが、まもなくリリースされる予定です。
Neowin経由
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ザック・ボウデンはWindows Centralのシニアエディターで、2016年からこのサイトに携わっています。Windows、Surface、そしてハードウェアの世界を独占的に取材しています。また、希少なMicrosoftのプロトタイプデバイスの熱心なコレクターでもあります。TwitterとThreadsで最新情報をお届けします。