Windows 10は終了 - マイクロソフトは「バージョン22H2」が最後だと発表

知っておくべきこと
- Microsoft は、Windows 10 バージョン 22H2 が最後になると発表しました。
- 現在のリリースは 2025 年 10 月までサポートされ、その後はユーザーに Windows 11 へのアップグレードが推奨されます。
- 今秋には Windows 10 バージョン 23H2 はリリースされません。
マイクロソフトは本日、Windows 10 の新バージョンを今後リリースする予定はなく、現在のバージョン 22H2 リリースが、2025 年 10 月に OS のサポートが終了する前の最後のリリースとなることを発表しました。つまり、この秋に Windows 10 のバージョン 23H2 はリリースされませんが、OS は引き続き毎月の周期でセキュリティ アップデートによってサービスされます。
Windows 10は2015年から市場に出回っており、毎月のセキュリティアップデートに加え、常に「新バージョン」がリリースされてきました。かつてはMicrosoftは毎年2つの新バージョンをリリースしていましたが、その後、より管理しやすい1年ごとのリリースへと後退しました。Windows 11の発売以降、Windows 10のバージョンアップデートは非常に小規模なものとなっており、バージョン22H2リリースでは新機能は一切提供されず、修正のみとなっています。
今後、Windows 10 バージョン 22H2 は、Windows 10 のサポート終了日まで、セキュリティアップデートとバグ修正を含む月次アップデートを継続します。サポート終了日は現在、2年強後の2025年10月14日に設定されています。サポート終了日以降は、ユーザーには新しいバージョンの Windows へのアップグレードが推奨されます。その時点では、おそらく Windows 11 または Windows 12 になるでしょう。多くのユーザーは、Windows 11 以降を利用するために新しい PC を購入する必要があります。
Microsoft はまた、次期バージョンの Windows LTSC (Long-Term Servicing Channel) を 2024 年後半に出荷すると発表しました。これは、Windows プラットフォームの次期メジャー バージョンの出荷開始と予想される時期と一致しています。
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ザック・ボウデンはWindows Centralのシニアエディターで、2016年からこのサイトに携わっています。Windows、Surface、そしてハードウェアの世界を独占的に取材しています。また、希少なMicrosoftのプロトタイプデバイスの熱心なコレクターでもあります。TwitterとThreadsで最新情報をお届けします。