マイクロソフトがスイッチを切り替え:Wordは新しい文書をデフォルトでOneDriveに保存するようになり、すべてが変わります

マイクロソフトは本日、OneDriveとCopilotの特別イベントを開催し、クラウドストレージサービスの新機能をいくつか発表しました。発表の中には、Microsoftが近々Wordに導入する予定の変更点が隠されていました。これは、OneDriveとクラウドに依然として抵抗感を抱いている人たちの反感を買う可能性があります。
「本日より、Windows版(Insider)のWordデスクトップで新規作成した文書は、自動保存機能が有効になった状態でOneDriveに直接保存されるようになりました」とMicrosoftは発表しています。つまり、今後Wordで新規文書を作成すると、その文書は自動的にOneDriveストレージに保存され、最初から自動保存機能が有効になります。
この変更は、ユーザーがデバイス間でドキュメントをバックアップし、アクセスしやすくするためのものですが、Wordがデフォルトでドキュメントをクラウドに自動アップロードしようとすることにプライバシー上の懸念を感じる人もいるかもしれません。保存とバックアップのプロセス全体が自動化されているため、Wordの動作が変更されたことに気付かない人も多いでしょう。
もちろん、ファイルを手動で保存したりローカルに保存したりしたい場合は、この動作をオフにすることができますが、今後はWordのすべての新規文書がクラウドに自動保存されるようになります。これまでのWordのデフォルトの動作では、ローカルで未保存状態の新規文書が作成され、自動保存を有効にするにはOneDriveに保存するように求められていました。
Word で OneDrive にファイルを自動的に保存する機能に加えて、Microsoft は OneDrive に導入されるその他の多くの改善点を発表しました。これには、Copilot にアクセスし、AI を使用してファイルや写真を簡単にすばやく学習、管理、編集できる新しい Copilot 統合機能が含まれます。
同社はまた、Windows 11専用のOneDriveアプリを開発中であることも発表しました。これにより、写真の閲覧と編集がより簡単かつ迅速になります。OneDriveに加えられるこれらの改善や変更について、ぜひコメント欄でご意見をお聞かせください。
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ザック・ボウデンはWindows Centralのシニアエディターで、2016年からこのサイトに携わっています。Windows、Surface、そしてハードウェアの世界を独占的に取材しています。また、希少なMicrosoftのプロトタイプデバイスの熱心なコレクターでもあります。TwitterとThreadsで最新情報をお届けします。