Windows 11の設定アプリに、PCのオプションを設定できるAIエージェントが搭載される

マイクロソフトは、Windows 11の設定アプリに「AIエージェント」を導入すると発表しました。この機能はCopilot+搭載PC専用で、ユーザーは自然言語を使って設定の変更や構成を説明できるようになります。
「エージェントはデバイス上のAIを活用してユーザーの意図を理解し、許可を得た上でタスクを自動化・実行します」と、 Windowsエクスペリエンス担当CVPのNavjok Virk氏は述べています。「今回の設定のアップデートにより、『音声でPCを操作する方法』や『マウスポインターが小さすぎる』など、ヘルプが必要な内容を簡単に説明できるようになります。エージェントが問題解決のための適切な手順を提案します。」
Microsoft によれば、AI エージェントは、ユーザーが許可を与えればユーザーに代わって設定を変更することもできるとのこと。これにより、特定の設定がどこにあるかわからないユーザーでも、設定の検索と構成がはるかに簡単になるはずだ。
Windowsの設定UIは変更ありませんので、手動で設定を詳しく確認したい場合は、引き続きそちらをご利用ください。新しいAIエージェントエクスペリエンスは、アプリ上部の検索バーとして表示され、設定したい内容を入力できます。
ここで、AIエージェントが入力した条件に基づいて設定を表示します。AIエージェントが提示する設定を「適用」するオプションが表示され、設定アプリを開かずにオプションを切り替えることができます。
設定の AI エージェントは、折りたたみ可能な Phone Link パネルでよりカスタマイズ可能な新しいスタート メニュー エクスペリエンスなど、近日公開予定の他の多くの新しい Windows 機能とともに発表されました。
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ザック・ボウデンはWindows Centralのシニアエディターで、2016年からこのサイトに携わっています。Windows、Surface、そしてハードウェアの世界を独占的に取材しています。また、希少なMicrosoftのプロトタイプデバイスの熱心なコレクターでもあります。TwitterとThreadsで最新情報をお届けします。